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寿司文化がさほど浸透していないドイツにおいて、自身の30年の職人経験を生かした彼のレストランは、日本の寿司文化をもとに現地の食材をフル活用して作られる彼独自のコースメニューをフランクフルトの顧客に提供する。彼の独創性に加え、ヨーロッパではまだまだめずらしいカウンター形式によるシェフとお客のコミュニケーションが現地で話題を呼び、”マイスター・ヒロ“ のニックネームでフランクフルトで親しまれている。マイスター・ヒロが目の前で握ってくれるおまかせ寿司コースを満喫したいと、ドイツ国内だけでなく国外の国々から訪れる客も後を絶たない。
彼の長年にわたって積み上げた職人技と現地の食材のコンビネーションが国境を越えて人々に愛され、ヨーロッパにおいて日本の食文化のすばらしさと技術が伝えられていく。ドイツ語どころか英語もほとんどできなかった職人の、言葉の壁を壁とも思わず自分の意志を貫いた勇気が今フランクフルトで花を咲かせている。

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